「園原能舞台 小さなあち芸能祭」を開催しました
11月24日、阿智村・園原地区にある園原能舞台において「小さなあち芸能祭」を開催しました。能舞台を活用しようと一昨年から活動し、昨年から月一回の阿智能教室や能体験などを行ってきました。
今回は阿智能教室の生徒さん達の発表、阿智村の郷土芸能である栗矢銭太鼓、木賊獅子を上演しました。
銭太鼓とは、竹筒に銭(硬貨)を取り付け、銭が触れ合う音を利用した楽器です。
栗矢では15年前から始めた「栗矢の無礼講」で披露しています。
木賊獅子は神坂神社へ奉納する獅子舞です。
長野県内では珍しい牝獅子で、色鮮やかな衣装と穏やかな所作が特徴です。
阿智能教室は謡と仕舞を発表しました。
謡はセリフや場面、心情などを節をつけて歌うものです。
仕舞は能の見どころを抜き出し、謡に合わせて舞うことをいいます。
観覧した人からは「阿智の郷土芸能の奥深さを知ることができた、とても良い芸能祭だった。この機会をもっと増やしてほしい。」と嬉しい感想を頂きました。この芸能祭をきっかけに園原能舞台を多くの方に活用してもらえたらと思っています。
鳴海寿勇 星景写真展『南信州星ごよみ』
東山道・園原ビジターセンターはゝき木館で1月11日から始まる企画展をご紹介します。
飯田市在住・鳴海寿勇氏の星景写真展を開催します。鳴海氏は全国からの公募審査を通過し、2023年6月に富士フイルムフォトサロン東京で写真展を開催しました。今回は新作も加え阿智村、南信州で撮影した星景写真30点を展示します。
・日程 2025年1月11日(土) ~5月1日(日)
・時間 午前9時30分~午後4時30分
・火曜休館
*カフェギャラリーでは1/31まで水引雑貨アクセサリー展を開催中!
【参加者募集】1/18(土)宮田宿見学会
【阿智村社会教育研究集会・自然歴史文化分科会】
伊那街道の宿場町だった宮田宿では、住民と役場職員が協力して古い建物の修復や各種イベントを実施してきました。専門家による調査も実施し、2022年に江戸~明治時代の建物8棟が国の登録有形文化財となりました。
1月18日にバスで乗り合わせて宮田村へ行き、解説を聞きながら宮田宿を歩く見学会を実施します。
・日時 2025年1月18日(土)
・集合 午前8時30分 清内路振興室、
午前8時45分 中央公民館 正面入口
・参加無料、昼食実費
・申込は協働活動推進課(☎43-2220)または
メール achi.zensonhaku@gmail.com へ
全員の名前・住所・代表者の電話番号・乗車場所を明記の上お送りください。
サイクリングツアーin伍和を実施しました
11月23日、阿智昼神観光局主催の「絶景を巡るサイクリングモニターツアー」が開催され、全村博がガイドを担当しました。愛知県や静岡県などから9名が参加し、電動自転車で約17㎞を走りました。
昼神をスタートし、伍和・宗円寺からの景色を眺め、備中原つつみ公園でカラスガイについての解説を聞き、普門院や春日社、駒場の長岳寺などを巡りました。伍和・東栗矢では果樹エリアを歩きながら農業や蜂の飼育についての話を聞き、地元食材がふんだんに使われたごか食堂のお弁当を楽しみました。
参加者から『自然にとても癒され、ガイドの方から地元愛が伝わった』『阿智が大好きになった』などの感想がありました。
地域ガイド:原幸也さんに聞きました
伍和サイクリングツアーで地域ガイドとして活躍!原幸也さんに聞きました!
原さんは2020年に伍和の実家に帰ってきてすぐに、地蜂(シダクロスズメバチ)の飼育を始めました。山で掘りだした蜂の巣を、庭の巣箱で数カ月かけて飼育し、大きな巣に育てます。
原さんは小学生の頃から、お父さんと一緒に「蜂追い」をしてきました。蜂追いはハチの巣を見つける技法で、伊那谷では昔から行われてきました。目印を付けた餌を蜂に持たせ、それを追いかけます。「自然が好きで山の中を走るのが楽しかった」そうです。
現在は蜂追いから飼育方法までを「師匠」と呼ぶ宮島由光さん(駒場・馬場)に教わっていますが、「師匠にはなかなか追いつけない」そうです。村内で蜂追いをする人の中で、60代の原さんは若手です。「この面白さを若い人に伝えたい」と話します。「自然相手で危険な面もあり難しいが、子どもの時の経験は得難いもの。自然を体験する機会を作れたら」と話しました。
教えて!蜂のこと
- Q.どうやって巣を見つけるの?
- A.6月下旬~7月、山で蜂が好むイカなどを餌としてセットし、蜂が来るのをまちます。蜂が 餌に付いたら、目印をつけた餌を持たせます。蜂が巣に飛んで帰るので、目印を追いかけ巣を見つけます。
- Q.見つけた巣はどうするの?
- A.掘り出します。まず女王蜂を見つけ、小さな入れ物に入れます。働き蜂は別の入れ物に入れます。とにかく女王蜂が大事なんです。家に持ち帰ったら、手づくりの巣箱に移します。
- Q.餌は何をあげるの?
- A.砂糖水、鶏レバー、ささみ、胸肉、マトン、ヤマメ、イワナなどを毎日、1日2回、10月下旬まであげ続けます。キイロスズメバチやオオスズメバチが来るので、巣へ侵入されないよう、網で捕まえます。
- Q.どんなところが蜂追い&飼育の魅力?
- A.山で巣を見つけた時、庭で蜂が餌を食べ巣を大きくするのを観察している時…全部が楽しいです。10㎝程の巣から始めて大きく育つと4㎏を超えます。上手くいかない事もありますがそれも楽しいです。気温や農薬の影響か、蜂の数が減っているのが心配です。
こまんば便り
12月1日、こまんばマルシェを開催しました。
27店舗の出店に加え、阿智中学校吹奏楽部によるクリスマスコンサートがあり、素敵な音色を披露してくれました。また、第一小学校3年生が中馬街道について学習してきた内容を元気よく発表しました。そして、上町ひまわり会によるクリスマスデコレーションがマルシェを賑やかくしてくれました。当日は天気が良く多くの方が訪れました。
次回は中馬ぬくもり街道ひな祭り期間中の、3月2日(日)に開催します!
出店者の募集は1月10日(金)~16日(木)です。
【参加者募集】1/12(日)昔ながらの餅つき体験
もち米をかまどで蒸かし、臼と杵で餅をつきます。つきたての餅は『きな粉』『おしるこ』『大根おろし』などで楽しみます。11時からと12時半からの2回、開催します。
・日 時:2025年1月12日(日)
①11:00~ ②12:30~
・場 所:古民家つぼや(駒場1151)
・参加費:大人1,000円、小学生以下500円
・予約優先、予約無しでも空きがあれば当日参加OK!
ご予約は申込みフォームから!