全村博だより 第76号

【募集】8/24(土)セミのぬけがらさがし

 セミのぬけがらを探し、どんな種類のセミがいるか、7月と8月の2回調査を実施しています。種類の見分け方も教わります。

  • 調査日:8月24日(土)午前9時30分集合
  • 集合場所:阿智村伍和・大鹿集会所(伍和2313)
  • 講師:山田拓 氏(高森町)
  • 参加申込:全村博事務局(締切:8/22(木))
    • 小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

7月15日の調査は14名が参加し、3種類114個のぬけがらを見つけました。

例年より数が少なく、講師の山田氏は「調査時期が早いから数が少ないのか、それとも今年はセミ自体が少ないのか、8月の調査結果が楽しみ」と話しました。

下條村から参加した5歳の女の子は「次は一番たくさん集める」と意気込みを見せました。

9/14(土)善光寺大勧進で園原にまつわる演目上演!

 狂言のあらすじを記した日本最古の文書「天正狂言本」に善光寺参りと園原をテーマにした演目「とくさ」があります。この話をもとに作成した寸劇「とくさ太夫」が善光寺大勧進で上演されます。

  • 日時 9月14日(土)午後1時30分~
  • 会場 長野市 善光寺大勧進
  • 詳細は8月に発行されるチラシをご覧ください

報告:熊谷元一写真童画館でガイド実施

 7/14、伍和の加藤木朗氏が企画する農業と芸能をテーマにしたワークショップ「芸農塾」が熊谷元一写真童画館を訪れました。50年以上前の農業の様子や暮らしに触れようとプログラムに組み込んだそうです。

戦中戦後の子ども達の暮らしを描いた童画「伊那谷の子ども」の前で解説を聞く。県外からの参加者が主。

 原二三氏(駒場)が写真を解説し「昭和の前半はハレ(特別な時)の日の写真が主。普段の暮らしがわかる元一写真はとても貴重」と農家の女性の仕事の変遷などを紹介しました。また戦前に栄えた養蚕産業が世界恐慌の影響により衰退し、満蒙開拓移民政策の背景となった歴史を写真を使って説明しました。

【参加募集】源氏物語・帚木イベント

8/24(土)帚木セミナー

 信州で最も有名な古木とも言われる阿智村・園原の「帚木」は、多くの都人(みやこびと)が歌に詠みました。今回は源氏物語が専門の和田先生から平安時代の帚木についてお話しいただきます。また帚木を実際に見に行きます。

  • 日時:8月24日(土)午後2時~
  • 場所:園原ビジターセンターはゝき木館
  • 講師:和田明美氏(愛知大学教授)
  • 参加無料、申込不要
  • 少雨決行。歩きやすい服装でお越しください。

8/25(日)蘇(そ)を作ろう!

 牛乳を煮詰めて作る平安時代のスイーツ、蘇を作ります。

  • 日時:8月25日(日)午後1時30分~
  • 場所:阿智村中央公民館
  • 参加費:1組200円
  • 持ち物:エプロン
  • 申込み:阿智村立図書館(0265-45-1005)
    • 先着10組、小学3年生以下は保護者同伴。

満蒙開拓平和記念館:夏休み子どもWEEK2024

夏休み子どもWEEK2024 -調べてみよう!地域の歴史、満州のこと-

 子ども向けプログラムを実施します。この機会にぜひご来館ください。

  • 日程:2024年7月31日(水)~8月5日(月)
  • 時間:午前11時~と午後2時~の1日2回 *所要時間約60分
    • この他の時間も入館・見学は可能です。
  • 内容
    • 「満蒙開拓ってなんだろう」上演
    • 子ども向け館内展示ガイド
    • 中国切り紙教室
    • 調べ学習のお手伝いしま~す!   など
  • 申込  事前申込受付中!(当日参加も可能です)
    • TEL:0265-43-5580 記念館へ電話でお申し込みください。

熊谷元一写真童画館:アートギャラリー

◎ND_Photography写真展 「Like a Diorama」

 2年前に地域おこし協力隊を退任した、阿智村在住・中田大慈さんが撮影した写真を展示します。身近な風景をジオラマ風に撮影した作品です。多くの方のご来場をお待ちしています。

  • 期間:6月26日(水)〜8月5日(月) *火曜定休
  • 時間:午前9時~午後4時30分

阿智高校×地域 地域政策コース観光エリア

  • 1班:阿智村ジビエの魅力をPRしたい!
    • 罠にかかった鹿を山から下ろし皮むきまでを行う阿智村役場林務係の渋谷さんに密着、作業を見学させてもらいました。
  • 2班:地元野菜でお菓子を作りたい!
    • 伝統野菜である清内路かぼちゃについて振興室でお話を伺いました。かぼちゃを使った大判焼き作りに挑戦しています。
  • 3班:阿智村の魅力をPRしたい!
    • ラジオアプリで阿智村の魅力を発信している「ほっこり♨あちラジオ」のお2人にお話を伺いました。
    • この日にみんなで録ったラジオがUPされました。アプリが入っていなくても聴けるので、ぜひアクセスしてみて下さい。→ stand.fm ほっこり♨あちラジオ

こまんば便り

報告:7/6 つぼや五平餅体験DAY

 いつもは事前予約制の五平餅づくり体験ですが、気楽に参加してもらえるよう今回は予約不要で開催し、20人以上が参加してくれました。参加してくれた方は「くるみだれがとても濃厚で美味しい!」「自分達で炭火で焼いた五平餅は格別」と喜んでいました。最近は海外からの旅行者が参加することも増え、段々と認知度が上がってきていると実感しています。

地元の良さを少しでも多くの方に伝えていけたらと思っています。つぼやでは定期的にイベントを行っています。地元の皆さんもぜひご参加ください。

報告:「銭湯玉の湯」のお話を聞きました

 6月に銭湯「玉の湯」を建築の専門家が調査した際、柱等の痕跡から、当時の銭湯について疑問点が見つかりました。そこで実際に銭湯を利用していた80~90代の3人の方に当時の様子をお聞きしました。

 柱に残る痕跡からの質問「脱衣場の床は今より高かった?」には「戦前は床が高かった。昭和24年頃には今と同じ高さになっていた。」と話してくれました。また「男女の脱衣所の境に壁の痕がないが、どうなっていた?」との質問には「壁はなく、棚で仕切られていた。その棚に服を入れた」と話されました。他にも「伊勢惣(駒場にあった料理屋)に氷蔵があってかき氷を売っていた」「阿知川で天龍赤魚を捕った」など、当時の貴重な話を沢山聞くことができました。

全村博だより

Translate »