全村博だより 第99号

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インタビュー:舞台『さくらと白蛇物語』に向けて

 7月に上演される舞台『さくらと白蛇物語』に合わせて、本作品で脚本・演出を手掛け、また演奏も行う、平澤久美子さんにお話を伺いました。​

Q. 自身の芸能に対する思いは?
A.日本の踊りやお囃子といった芸能は、実は老若男女誰でも楽しめるものです。その証拠に、民俗芸能はプロのダンサーや音楽家ではなく、土地土地に暮らす人々によって伝えられてきました。先祖たちが生きるためにやってきた、農作業での体の効果的な使い方が、踊りや太鼓の叩き方に生かされています。そのような、芸能と農業を結びつける実践を、師匠である加藤木さんから、学んでいます。

Q. 『さくらと白蛇物語』の見どころは?​
A.公演の第一部では、日本各地のさまざまな芸能や、和楽器演奏を披露します。東北の鹿踊やさんさ踊りなど、広い会場を生かした迫力の演目もあります。​第二部は、私の創作した『さくらと白蛇物語』というお話を、音楽、語りと舞踊で表現する「音舞語り(おとまいがたり)」です。園原の「駒つなぎの桜」と白蛇をモチーフにさせていただきました。史実とは無関係のフィクションで、義経が阿智にとどまることにし、新しい生き方を模索するお話です。人と人のつながりや命の連鎖の尊さを、表現できればと思います。

平澤久美子氏​

加藤木朗が主宰する「和力」の舞台を観て衝撃を受け、2015年同氏に弟子入りするため阿智村に移住。田んぼや畑、道具作りなどをしながら芸能の体遣いを学び、現在は
胡弓や篠笛などの演奏活動、妹弟子の櫻田真央と「羽化連」として舞台活動をする。2021年に初の自主公演。2025年に箕輪町で凱旋公演。2024年から「芸×農塾」を企画、運営。胡弓や篠笛、太鼓や踊りの指導も行っている。

にっぽんの芸能と和の音 阿智村公演  音舞語り『さくらと白蛇物語』

・上演日:2026年7月11日(土) 開場18:30 開演19:00
          12日(日) 開場13:30 開演14:00
・会場:中央公民館ホール
・料金:前売り一般3,600円 中高生1,500円
    小学生以下1,000円 未就学児無料
※村民割引価格3,000​円/一名
(村外在住者のご友人も割引価格でご覧いただけます)
・チケット販売:古民家つぼや / 園原ビジターセンターはゝき木館

【参加募集】7/19・8/22 セミの抜け殻調査

 セミのぬけがらを探し、どんな種類のセミがいるか毎年調べています。毎年続けると気候変動の影響や自然の変化がわかります。今年も2回の調査を実施します。

日程:①7月19日(日) 申込み締切:7月16日(木) 
   ②8月22日(土) 申込み締切:8月20日(木)
集合時間:午前9時30分
集合場所:伍和・大鹿集会所(伍和2313)
講師:山田拓氏(高森町)
参加費:無料
参加申込:全村博HPの申込みフォームから。     
※小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

【参加募集】みんなで復刻 ラジオ体操元一写真

 熊谷元一が撮影した、駒場上町の阿智郵便局(現ぼくらの郵便電話資料館)前でラジオ体操をする写真の再現をします。皆さんのご参加お待ちしています。​

・日時:8月1日(土) 午前6:00~7:00
    ※小雨決行、翌日順延  
・場所:駒場上町 僕らの郵便電話資料館 前 
・募集:後日募集のお知らせをします。

報告:FM長野公開録音 in月川温泉

 花桃まつり開催中の月川温泉にて、村政70周年記念企画として、FM長野「Oasis(オアシス)79.7」の公開録音が開催されました。
 録音前には、ラジオパーソナリティの伊織智佳子さんや事前申し込みされた方を対象に、全村博の地域案内ガイドが花桃の歴史などを紹介しながら、会場を散策しました。

 その後の番組収録では、熊谷村長、観光局の白澤裕次さん、全村博の徐(井原芙美子)がゲスト出演し、阿智村の魅力や熊谷元一写真の取り組みなどについて話しました。  (集落支援員:徐)

報告:米づくり体験2026 始まりました!

 1年を通して米作りを体験する連続企画が始まりました。

 1回目として4月25日、伍和上郷の西井浩隆さんを講師に、畦塗りと籾まきを行いました。

 子どもたちは泥だらけになりながら遊び、それを見守りながら大人たちが汗を流して畦を作りました。

 昼食は好みの具材をのせて薪釜焼きピザを堪能しました。オリジナルピザや農園採れたて野菜に舌鼓を打ちました。

午後は米の種である籾をまきました。これを1カ月育てた苗で田植えをします。

【協力隊日記】浪合神社「応永甲辰囃子お練り行事」に参加

 浪合神社の(おうえいこうしんばやし)お練り行事に参加しました。私が浪合地区に住んでいることもあり、地区をあげての祭りに参加させていただきました。

これは浪合神社の春の例祭で、ご祭神である尹良親王(ゆきよししんのう)を祀るものです。祭りでは獅子舞・囃子や念流太鼓、手踊りといった伝統芸能が披露されました。芸能や余興は、神社で奉納されてから地区内を練り歩き、浪合振興室前の広場にて披露されました。

当日は私も篠笛で参加しました。篠笛は未経験でしたが、練習をして当日までになんとか音を出せるようになり、楽譜を見ながらではありましたが主体的に参加することができました。また獅子舞や太鼓に惚れ、手踊りで子供たちが踊る姿に癒され、全体的に祭りを楽しむことができました。

個人的には獅子舞の形態に驚きました。この祭りの獅子舞は、飯田下伊那で継承されている大型屋台獅子の縮小版のような形をしており、幌(ほろ)の模様や梁(はり)、3人以上で舞う仕組みはそれと似ているものの、籠も車輪もついていません。全国各地で見られるような一人ないし二人で一匹を舞う二人立・一人立獅子舞―阿智村だと木賊(とくさ)獅子がそれにあたりますが、それとも異なる形態です。おそらく飯田下伊那の形態が伝わったものと思われますが、それが二頭も舞う姿は非常に珍しい光景でした。

(地域おこし協力隊:大岩)

 

報告:県ヶ丘高校 地域探求学習

 長野県松本県ヶ丘高等学校の2年生が研修で阿智村を訪れました。

 ごか食堂・NPO法人あち森が協力し、五平餅体験やスウェーデントーチで野菜などを焼く体験を実施しました。

 初めてのスウェーデントーチの火付けや、五平餅にタレを塗って焼く作業に、最初は恐る恐る挑戦する姿もあれば大胆にうちわで仰ぐ姿もありました。

 食事の後は各団体が活動を紹介し、なぜその活動をしているのか、活動の意義とは何かについて高校生にそれぞれの立場から伝えました。

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この記事を書いた人

地域資源の調査研究から地域づくりまで。

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